リモージュボックスの制作工程

 アンリ・パリー氏のご協力を得て、貴重な原型の公開も含め、リモージュボックスの制作工程を追ってみました。

 

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アイデアスケッチをもとに、まず原型がつくられる。そしてこの原型からモールド(型)を作り出す。

写真は当店でご紹介の「竪琴を弾く天使」の貴重な原型。細部まで細かく作り込まれていることがわかる。

 

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モールド(型)は通常3つ以上のパーツから出来ている。

写真の場合、天使の背中の羽の部分に合わせて複雑にパーツが分けられている。

 

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いよいよモールドのなかに液状の磁土を流し込む。磁土は短時間で固まる。モールドをパーツごとに慎重にとりはずし、出来上がった素地を取り出す。

 

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素地をひとつひとつ、手作業で丁寧に釉薬を施す。釉薬の中に数秒、さっと通す。コツのいる作業。

布地の上で擦り、余計な固まりを取り除く。その後、一回目の焼成を行ない白素地に仕上げる。

 

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出来上がった白素地。磁器独特の滑らかな光沢。

 

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絵付けが施され、次の焼成を待つ作品。色の数や組合わせによって幾度も焼成される。

焼成時間や温度は慎重に管理されている。

 

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最終の絵付け。細筆やペン先によって細部が描かれる。

 

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最終焼成を経て並べられた作品。この後、近隣の留め金付け専門工房へ運ばれ作品が完成する。