エマイユの制作工程

アラン・グラフイユ氏と助手のジョゼットさんのご好意により、当店でご紹介するリモージュエマイユの制作過程を特別に見せていただきました。すべてが手作りのこだわりの作業をごらんください。

 

AG制作工程00 AG制作工程01

七宝を施すベース(素地)となるのは薄い銅板。原型シートをあててトレースし、ひとつひとつの部品をハサミで丁寧に切り抜く。

 

AG制作工程02 AG制作工程03

切り抜いた銅板をハンマーで叩き、成形をする。柔らかい銅板はみるみるうちに丸みを帯び、生き生きとしたフォルムに仕上がっていく。

 

AG制作工程04 AG制作工程05

作品の裏側にあたる面に七宝の粉を振りかけ、炉に入れて最初の焼成。

 

AG制作工程06

写真のような漆黒の滑らかさを得る為に、この作業を数回繰り返す。たとえ作品の裏側でもこだわりの仕上がりをめざす。

 

AG制作工程07 AG制作工程08

表側は作品によって七宝の種類も変わる。

 

AG制作工程10 AG制作工程11

焼成の後、深い輝きを必要とするものには、銀箔を貼り合わせ、再び焼く。絵付け前の段階が出来上がる。

 

AG制作工程12 AG制作工程13

いよいよ一回目の絵付け。細筆を使っての線入れ。もちろん作品ひとつひとつ、全てが手作業で行なわれる。淀みのない筆さばきはさすがである。

 

AG制作工程15 AG制作工程16

再び七宝を施し、作品に色彩が加わる。豊かなグラデーションを作る為、この作業も数回繰り返される。

 

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二回目の絵付け。ルーペを使用しての細かい手作業。目に色が添えられ、瞳の輝きが書き込まれる。作品に命が吹き込まれる瞬間。毛の一本一本も丁寧に描かれ、ますます立体感が出る。絵付けの後、仕上げの焼成を経て、台座を取り付けて作業終了。完成に至るまでに実に10回近くの焼成を行なったことになる。与えられた質感、色彩は永遠である。