音楽祭(6月21日)のリモージュ

各種報道などを通して日本でも随分おなじみになりました「フェット・ドゥ・ラ・ミュージック」(音楽祭)と名付けられたイベントが、先月21日にフランス全土で行なわれました。この日、一応は平日なのですが夕刻が近づくと人々がぞろぞろと街へ繰り出します。フランスの街という街、広場という広場、そのほとんどが演奏会場となり、街中が音楽で溢れかえります。パリではテレビ局の生中継を備えて大物ミュージシャンがライヴを繰り広げますが、無数の街角では地元のアマチュア・ミュージシャン達が日頃の成果を存分に披露します。

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック風景

リモージュでもいくつかの大きな広場には大掛かりな特設会場が組まれます。そしてその他の小さな広場や路上でも地元のミュージシャン達が深夜まで、入れ替わり立ち代わり演奏を続けます。

  

さて、下の写真はサンテチェンヌ大聖堂近くの広場。パブやレストランの並ぶこの広場にもステージが出現。

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック風景

一番手のライブはカントリー・ロックやブルースを演奏するグループ。、、、やや!!ステージ右手でサイド・ギターを弾いているのはギイ・ヴィエイユ氏ではありませんか!

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック風景

アドリブを交えたシブイ演奏。キマってます!そういえば最近、仕事場の横にさりげなくギターが立てかけてありましたっけ。仕事の合間に練習をしていたのでしょうね。

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック風景

 

  

丁度同じ頃、通称「ポーセレン(磁器)通り」の自らの工房の前で仲間と共に楽器を並べ始めたのはアンリ・パリー氏。手にはサキソフォーンを携えています。

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック風景

準備が整いはじめると、誰とは無しにおもむろに演奏開始。ボサノヴァを中心としたスタンダード・ジャズの数々。道行く人々が足を止め、たちまち沢山の人だかり。パリー氏曰く「ボクの人生は磁器制作とサキソフォーン!」。仲間と共にアドリブの掛け合いを繰り広げ、拍手喝采を浴びていました。

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック風景

 

普段黙々と磁器制作に励む工芸アーティスト達が突如、音楽のアーティストに変身した素晴らしい一夜でした。

 

 

左サイド・バーのコンテンツに新しく「リモージュボックスと日本」「リンク集」を追加いたしました。

久々のパリ

久しぶりにパリへ出る機会がありました。数年間住んでいた場所ですから、主な場所は地図のお世話にもならず歩き回れますが、以前とは違った風景もあり、新鮮に感じる部分もありました。

その一つがこの夏のヴァカンスシーズンから始まった公共の自転車レンタルシステム「ヴェリーブ」。パリ市内の至る所に写真のような無人駐輪場が設置され、誰でも自由に貸りることができ、行った先の駐輪場に返却すればOKというもの。実際、ちょっと買い物に出掛けるような住人から観光客まで利用者は多く、すこぶる好評のようです。

Paris1

シャトレー駅近くのサン・ジャック塔。改修の為、もうかれこれ10年近くもカバーで覆われていましたが、やっと上部からキレイになった姿を見せ始めていました。

Paris2

すっかり夏の定番行事となった「パリ・プラージュ」。セーヌ河岸の自動車道を歩行者天国にして「砂浜」やパラソルを設置。パリに居ながらにして浜辺のヴァカンス気分を楽しんでもらおうというもの。この日も沢山の人で賑わっていました。

Paris3

さて私はと言えば自転車にも乗らず河岸にも降りず、カルチェラタンでひたすら古本屋めぐりに明け暮れました。探し物はやっぱりパリに限ります。

新しいカテドラル広場

ヴァカンス真っ最中。リモージュは人通りが少なくなり、週末は車も減って閑散。対照的に様々な国からの観光客が目立ちます。そんな観光シーズンに合わせて、カテドラル(サンテチェンヌ大聖堂)前の広場がすっかり綺麗になりました。歴史的な発見をともなう大規模な発掘があったことは既にお伝えしましたが、その後の保存も含めて広場の大改装が行なわれておりました。その結果、かつてただの駐車場だった広場は植木や噴水、ベンチをともなった歩行者専用の見事な空間に様変わりしました。

新カテドラル広場1

 

植木、ベンチを備えたユニークなデザインの噴水。静かな広場に心地良い水音を響かせています。後ろはカテドラルに隣接するチャペル。画面左側がカテドラルの壁。

新カテドラル広場2

 

本日(8月22日)より「Google Map(グーグルマップ)」に新しい機能(簡単にリンクを貼れる)が加わりましたので、早速リモージュ中心部の地図をリンクしてみました。トップ画面右側項目の「リモージュの地図」からアクセス可能です。画面を切り替えて航空写真で眺めてみるのも楽しいです。是非ご覧下さい。